義兄の誕生日パーティー

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夏にも関わらず蝉の鳴き声は聞こえず、風は少し肌寒く、気温は21℃と日本でいう春並みの日曜日。
今日は義兄の誕生日ということで、義両親の家での夕食に招かれた。
この国ではいくつになっても(たとえ成人していたとしても)誕生日には家族で集まろうとする文化がある。
日本ではあり得ない。
ましてや私のように結婚し、実家を出て別の家族がいる身なら「邪魔しちゃ悪いから…」と遠慮し誕生日のラインを入れるくらいが常識なのではと思う。
実際、数週間前に自身の誕生日があったが、家族からお祝いメッセージのラインがきただけだった。
もちろん、私にとってはこれが「普通」なので不満もなければむしろ祝ってもらえて嬉しいとそれだけで幸せになれる。
そう言えば、お義母さんが「あなたの誕生日に家族から何をもらったの?」て聞かれた時に「何も」と答えたら寂しそうな顔してたな…。
そんな顔されたら自分がかわいそうなんじゃないかと勘違いしてしまいそうだけど…。
そんな顔しないで、お義母さん(笑)
プレゼントは弟である夫に丸投げして、私はギフトカードを用意する。
誕生日にはお誕生日カードが欠かせないし、日本でいう年賀はがきに近いと思う。
一筆添えなければいけないので何か自分らしいお祝いの言葉を探して書く。
…と、ここで夫が何もあげなくていいや。今度またあった時にご飯を奢ることしにしようと言い出す。
プレゼント選びにとことん疎いというか、苦手な夫。
うすうすこうなるんじゃないかとわかっていながらもうっかりしていた私…。
仕方がない、最重要であるカードは2枚用意したし、プレゼントについては上記の言葉を直接義兄に伝えてフォローしようと切り替え、車に乗って出掛けていった。
家に着くと義兄はまだ到着していなかったけれど、家の中はお祝いムード。
家族みんながかけつけ、お義母さんは大量の料理の準備をしていた。
お義父さんがこれはイギリスの文化で、サンデーローストだと説明してくれる。
日曜に家族みんなでワイワイガヤガヤ食事を囲むのが定番だそう。
映画で見た光景がこうして自分の身に起きるとは…。
とても不思議な感覚だった。
もちろん、料理は美味しいし楽しいし、義兄到着後はみんなでお祝いしてすごくいい思い出になった。
ただ、最後に出されたあのケーキ…。
あれはいただけない。
砂糖の取り過ぎで死ぬんじゃないかと思って半分残してしまったけど…あとで誰かの胃袋に入ったんじゃないかと想像するとその人の寿命を縮めたようで心が痛む。
そんな楽しい日曜日。